写真が好きな神澤光朗

神澤光朗は長崎大学の写真サークルに入っていました。高校時代に写真部に入っていたからその流れで写真部に入ったというわけでも、写真が好きだからサークルを選んだわけでもありません。大学に入学式後にサークルの先輩から声をかけられて、1回覗いてほしいと言われたことを忠実に守って、サークルに顔を出したら、断ることができずにそのまま入ってしまったそうです。素直なところが彼の魅力の一つでもあるのですが、断り切れずに、あれよあれよという間に写真部のサークルに入ったと聞かされたときには大丈夫かな?と心配をした人もいたようです。

しかしそんな周囲の心配をよそに彼はサークルの活動を熱心に行っていました。神澤光朗は柔軟性が高いのでしょう。当時のサークルには、なかなか気難しい先輩がいました。勧誘されて入ったものの、気難しい先輩との交友関係でうまくいかずに辞めた人も何人かいました。そんな中で、神澤光朗は果たしてやっていけるのだろうかとかなり心配されたものです。しかしその心配をよそに、彼はその一番気難しいと言われている先輩から写真のノウハウについて熱心に教えてもらったようです。しかもカメラを買いたいとその先輩に話をしたら、先輩が使わなくなったカメラをくれたというのですから、その気難しいと言われている先輩も神澤光朗のことを受け入れてしかもかわいがっていたのでしょう。彼の人から慕われる力はこれまでの人生の中で作り上げられたもので、昨日今日で急に出来上がったものではありません。神澤光朗の天性の力を感じさせるエピソードだといえます。

カメラを先輩からもらってからは、そのカメラで色々な写真を撮っていました。もちろん友人たちの写真、自分の家族、大学の風景、動物などいろいろな写真を撮っていました。長崎という土地柄素敵な風景がたくさんあるので写真を撮りがいがあると言っては幾枚もの写真を見せてくれましたが、決して上手とは言えない写真ばかりでした。中にはブレていたり、ピントが合っていなかったりする写真も多かったのですが、それでも楽しそうに写真を撮る彼に周囲の人はいやされていたようです。

3回生となるころにはさすがに初心者の頃よりは腕が上達していました。そのころになると、友人もその写真の腕を認めていて、素敵な写真が出来上がるとその写真をもらって部屋に飾る人もいたほどです。彼は、そうして周りの人も写真が好きになってくれることに大きな喜びを覚えていたのでした。

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